αkαzuomα

よく食べてよく食べてよく寝る。

YATTEIKIパーカーが届いたついでに今年のやっていき紹介します

yatteiki.fm 1周年おめでとうございます。
YATTEIKIパーカーが届いたので早速着てみました。


見た瞬間に「あ〜ワンピースとしてゆるっと着たいな〜でもこのモデルさん多分180cmくらいだからMサイズでもいいかな〜」とか悩んだ末にLサイズを購入しました。ゆるっと感がいい感じです。これを着て出社する予定です。

そんなYATTEIKIパーカーが手元に届いてくれてせっかくなので、
年末も近い時期だし自分の今年のやっていきを紹介したいと思います。

 

01.聖地巡礼


ユーリonICEというスケートのアニメにドハマりし、聖地である佐賀県唐津市に行ってきました。会社と自宅を30分区間で往復する東京都住まいの会社員には飛行機に乗ること自体ハードルが高く、いつか行ってみたいな〜レベルだったのですが、アニメに出てくる橋やベンチにどうしても行ってみたくて、仕事でリリースがあったときに脳内でアニメの風景が見えたので行ってきました。

とても綺麗な街でした。また行きたい。
ユーリは聖地巡礼のほかアイススケートの楽しさを教えてくれたり、自分の生活に欠かせない存在となりました。

 

02.同人小説復帰
ぱたりと書かなくなっていた同人小説に復帰することができました。元々は長いこと同人で書いていて、メインアカウントとして運用しているakazunomaも元はコミケで仲間と落ち合うために作ったアカウントでした。本を出すレベルにはないけれど、ゆるっと続けていきたい。

03.英語学習
これもユーリonICEの影響と言えますが、スピーキングを中心にした英語学習を始めました。DMM英会話を中心にオンライン英会話をやっています。英語は楽しいです。

04.プロダクト参画
詳細が言えないのですが、憧れだったプロダクトに参画しリリースすることが出来ました。憧れのエンジニアさんが作った機能を自分の手で作りたいという気持ちから始まったプロダクトでした。夢が叶いました。

05.LINEスタンプ作った

いつかやろういつか、と思っていたakazunomabotのLINEスタンプを作ることができました。友達の言葉に背中を押されてのことでした。

06.LINEbot作った

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コード書けない、読めない、HTML,CSSちょっと書ける、ぐらいの私にとってGASで動かせるLINEbotは衝撃的でした。人工無能からITに興味を持った私にとって、より身近なところにその世界が近づいた気がして、初めて喋ったときはとっても嬉しかったです。


07.引越した

2年間住んでいたシェアハウスの小日向ハウスからお引っ越ししました。新居には相当な額を投資して家電や家具を揃えました。2年前の自分には家電を揃えるお金も気力もなかっただろうと成長を実感しています。

 

いつかやろう、そのうちできるでしょ、と口を開けて出待ち姿勢になっていたことに対して、とても積極的に取り組むことができた年でした。

その背景には、周囲の愛情に気づくことをユーリという作品を見て覚えて、自分の機嫌を取れるのは自分しかいないということにカウンセリングを通して気づけたところがあると思います。

 

重ねて1周年おめでとうございます。来年もやっていき。

 

フリマで出店するならiPhoneの箱を持っていけ -フリマで物を売った話

こんにちは。部屋の物を減らすためブックオフとらのあな買取りカウンターに奔走しているakazunomaです。

最近えらいてんちょうの雑記を読んでいたら、リサイクルに興味が湧いてすっかり楽しくなってしまい、Macbook2台と文庫本30冊、同人誌60冊を手放しました。
私は商売に関しては全くもってど素人のため、原価関わらず500円玉が手に入ると嬉しい民です(紙だともっと嬉しい)

そんな商売ド素人の私が謎の商売上手な @komoriuta3を召喚し、一緒にフリーマーケットに出店して来ました。 

持っていったもの


・洋服(今回のメイン)
・障子のり(使用済み)
・障子紙(開封済み)
カンボジア土産のキーホルダー(中国産)
iPhone5とiPhoneSEの箱
・なんか古いレコード
・その他ガラクタ多数


事前に「ガラクタ持っていくよ~」とは聞いていたものの、 @komoriuta3 が障子のりを持ってきたとき「そんなもん誰が買うんだよ」と爆笑してしまった。iPhoneの箱に関しては確かにMacbookを売ったときに箱の有無で査定金額に大きな差が出た記憶があったので、隠れた需要はあるかもしれないと思いました。


設営・販売

平均100円~1500円で販売(一番高かったのはファミコンがプレイできるやつ)

洋服をメインで持っていったのですが、意外とガラクタ市場が需要がありました(写真で言う左下の部分)人間は一瞬で理解できないものに対し目が止まります。一瞬でも立ち止まったら「どうぞお手に取ってご覧下さい」と声掛けするとじっくり見ていってくれます。カンボジア土産とかよく分からないものは皆とりあえず手にとって見る。

一番最初に売れたのは障子紙。
年末大掃除を控えたおばさまが「ちょうどこれが欲しかったのよ~!」と目を輝かせて開封済みの障子紙を300円で買っていかれました。爆笑。フリマの需要は読めない。その後障子のりも50円で売れました。

あまり値段を明記しないシステムを採用していたので「じゃあ500円だったら買うわ」「本当に欲しかったら200円でいいよ」などという商売トークが行われていました。

iPhoneの箱を置け

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あとiPhoneの箱はずっとこのようにすみっこに置いていたのですが、iPhoneの箱を置いてあるだけで「iPhoneがある!」って立ち止まる人が多数いました。
ガラクタの中でも一層目を引くAppleブランドの集客力がすごい。

すかさず「箱だけです」「メルカリでご自身で売るときに~」などと言うと苦笑する人、爆笑する人など。そして他には何があるんだろうと目をスライドする客。売れる品。iPhoneの箱の訴求力はすごい。フリマで出店するときはiPhoneの箱を持っていけ、知見になった。

フリーマーケットに来る人というのは早い者勝ちでいかに価値のある物を手に入れるかということを目的にしているので、とにかくフリマ開始から終了まで箱が一番人気でした。結局誰も買わなかったけど。

客層

今回は吉祥寺というカジュアルおしゃれタウンだったためか、小綺麗なマダムと紳士に外国の方が多めで、意外と若い人は少なかった。若い人が多いことを勝手に想定してロリータブランドの服などを持っていったが「可愛いわ~~」と手にとってもらえるものの実際にお嫁にいった数は少なかった(可愛い≠実際に着る)これが池袋だったらまた違ったかもしれない

余談ですが場所はちょうど会場の真ん中で日当たりも良くとても良い場所でした。

吉祥寺だと余った在庫をそのままモードオフに売りに行けば帰り道が軽いのもGood.

 

総括
フリマは楽しい。あとiPhoneの箱を持っていけ。 

フリーマーケットの開催情報に関しては、東京リサイクル運動市民の会さんのサイトが非常によくまとまっておりおすすめです。

フリーマーケット|東京リサイクル運動市民の会

勝生勇利の「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター」という台詞について考察してみた


勝生勇利が1話と12話で口にする「僕の名前は勝生勇利。どこにでもいる日本のフィギュアスケーター」という台詞について、考察してみた。

 

この台詞については賛否両論あり「特別強化選手なのにどこにでもいるとか」というツッコミが初見でほぼ必ず入るのだが、色々唐津にも行き考えてみた結果、下記の3点の理由によりこの台詞があるのだと思うためこの台詞を不思議に思った方は是非読んでみて欲しい。

 

 

1.長谷津という街から見る勝生勇利
唐津に実際に行ってみると唐津はアニメで描かれている以上に田舎町で、そんな中で特別扱いでなんかすげー奴扱いされていて、かつ友達も作りに行けない性格だと、自分の悩みや価値観を共有できる仲間が少ない環境で育つことになる。また、自分が周囲から孤立し自分が異端として育つことは、何よりの孤独であるとおもう。周囲の価値観から孤立してしまい、そこで出てくるのが自己肯定としての「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター

 

2.弱い人間としての勝生勇利
デトロイトで女の子を突き飛ばすまで自分の弱さを肯定できず、周りが「弱い人間として見てなかった」中で自分の才能を伸ばしていった勝生勇利。弱い人間としての居場所を確保できず(勿論そうあったことは4話以降で彼が感謝する話ではあるのだが、地元に抱えていた微妙な気持ちというのは無理な天才扱い,孤独感から来ているように思う。そのため、5年も地元に顔を出せない)

前述した天才扱いから自分もどこにでもいる悩みを抱えた一個人なんだと主張する機会に恵まれず、そこで出てくるのが孤独感を否定するための「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター

 

3.ヴィクトルと出会ってからの勝生勇利
12話の「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター」という台詞について、ヴィクトルと出会ったがことにより喜怒哀楽や同じフィーリングを共有するソウルメイトに出会えた勝生勇利。そこで出てくるのが今までの孤独な人間から生身の人間としての居場所を得たがための「どこにでもいる」であって、また上には上がある、そのどこにでもいる生身の人間が神様(ヴィクトル)を越えてやろうというのが12話の「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター

 

以上の3点の理由から「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター」という台詞イコール「特別強化選手がどこにでもいる」ではなく、彼自身の内面から出てくる台詞だと解釈する。

 

彼自身が勝てるスキルがあるのに自分に自信が持てなかったのも、自分の価値観と周囲と価値観が剥離して育ち、自己完結しがちな自己評価のため、自分の実力を信じられなかったのだと感じた。そこに価値観を同一としスケートでずっと追いかけてきたヴィクトルがやってきたことで、やっと自己評価と周囲の評価のバランスが取れるようになったと考えられる。

 

 

以上、勝生勇利の「どこにでもいる日本のフィギュアスケーター」という台詞についての考察です。

 

 

メランコリーキッチン


どうしてもアパートを更新したくなかったとか、アパートで人が死んだ履歴があることを知ったとか、 ただ単純に不便とか。

そんな諸事情で引っ越して、年末からクィアフレンドリー(※1)なシェアハウスに住んでいる。

 

今のお家は2階建+屋根裏部屋で6LDK。

どういう意図で建てられたのか知らないけど、天井が高くて階段上の電球は手が届かない。昔は霊的な雰囲気が強くて、心霊現象じみたものもあったらしい。

木目の壁に無印良品オーガニックコットンがよく似合う、ログハウス風で温かい、不思議な家だ。 今年で2周年となる。 

 

 

この家のキッチンはクオリティが高い。

コンロが3口あるとか、流しが広いとか、そんなキッチンのスペックでいったら都内のシェアハウスではダッチオーブンがついている妖怪ハウスがダントツで高いけど(ezoeさんがよく豪快な料理を作ってくれたね)スペックとクオリティは比例しない。

ちょっと違うけど、良い絵の具だけじゃ素敵な絵は描けないみたいな、スペックだけじゃ補えない仕事の良さみたいなのがクオリティになる。

 

この家のキッチンはだいたい横2mにコンロ3口、流しは横50cmぐらいでグリル付き。 収納はたくさんあって、スペックでいったらこの辺は住宅街で戸建ばかりなので、平均そこそこといったところ。 調理器具は一通り揃っていて、大さじ小さじはもちろんのこと、菜箸木べらフライ返しボールトング、オーブンレンジなど。充実している方だと思う。 

 私が特別好きなのは、そういうスペックの部分ではなくて、クオリティです。ユーザビリティとも言うかもしれない。

 食器を拭くためのふきんと台拭きがきちんと決まっていて、すぐ取り出せるところに替えがあったり、いつでも取り替えられるように排水溝と三角コーナーに掛ける網が備え付けられていて、重曹を薄めたスプレーが置いてあって、上白糖,三温糖,薄力粉,その他が取り出すいようにパッケージされていたり、etc。

 手の届くところに物があって、考えるところに物があって。誰がそうしたのかは知らないけど、きっとあの人とかあの人だろう。あの人は几帳面だし、あの人は優しいから。

そんな、今まで住んできた人々の仕事が感じられるところが好きです。性格が感じられるところが好きです。 キッチンの隅々まで人の手が行き届いて、息づいて、居心地が良く、温かい。好きです、好きです。とても好きだしもはや愛しいです。 

 

息苦しく、普通になることすら難しい世の中ですが、色んな人々が暮らしていて、多様性はたくさんの幸せの形を生むと信じています。 そんな幸せのひとつとしてこの家があるようにと願います。都会に挟まれて磨耗した精神を、孤独に囲まれて荒んだ心を癒せるように、自分にいつでも戻れるように。

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出て行った人もこれから来る人も、たまには戻ってきて料理をしよう。みんなでいただきますってしよう。

 

文京区ハウス小日向、住民募集中です。

ご連絡は@m_k_house まで。

 

 

※1 クィアフレンドリー…性自認が既存の性別の枠組みにあてはまらないまたは流動的な人々に対し開かれた家を目指しています。

 

※2 文京区…駅徒歩5分圏内。丸の内沿線はもちろん、池袋や日比谷沿線沿いにもアクセスが良く、快適に通勤,通学にご利用頂けます。

※入居ご相談,ご見学随時受付中です